恩師・福留脩文先生の訃報

昨日、知人よりの連絡で、近自然工法の先生 福留脩文さんが逝去されたことを知りました。
 
以下、高知新聞の記事


イメージ 1環境に配慮した改修技術で河川を再生させ、「川の外科医」として知られる西日本科学技術研究所(高知市若松町)の代表取締役、福留脩文(ふくどめ・しゅうぶん)さんが10日午前11時36分、前立腺がんのため高知市内の病院で死去した。70歳。自宅は高知市鷹匠町2の1の11。土佐市出身。葬儀・告別式は同研究所との合同葬として14日午後0時半から高知市与力町3の24の風水晶で仏式。喪主は長男康智(やすとも)さん。
 
 


思えば最後に会話をしたのは今年の9月でした。
「体は動かないよ」と言いつつも電話からの声はまだまだ元気だったのですが・・・。
 
今春、今までの北海道で行なってきた登山道整備のレポートを送り、
資料の添削とコメントを頂きました。
「君のやっていることはほとんど間違いない。伝えたいことがまだまだあるから高知に来てくれ。」
 
やっと仕事に区切りがつき、高知に行く計画を立てているところでの訃報でした。残念でなりません。
 
大雪山で教えて頂いたとき、「どんどん質問してくれ。聞かないと教えられない。」
と言われていました。
そのころは言われたことを覚えるのに必死で、質問どころではありませんでしたが。
あれから10年近く経ち、教えて頂いた基本の整備をやり続け、最近ようやく疑問が起こり
やっと先生に質問できると思った矢先のことでした。
 
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ただ、今となっては質問よりももう一度一緒にお酒を飲みたいなぁと思うばかりです・・・。
 
もし、先生とお会いしなければ登山道整備を仕事にはしていませんでした。
たくさんの感謝とともに、ご冥福をお祈りいたします。
福留先生、ありがとうございました。天国で大好きなお酒をたくさん飲んで下さい。
 
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