大雪山トムラウシ登山道整備

7月10日、今年もトムラウシの整備に呼ばれ、参加してきました。
 
短縮登山口から歩き始めて1時間半ほどにある、カムイ天上近くの新道と呼ばれる数キロの区間は、ぬかるみがひどく登山者にとっては鬼門のような箇所でした。
ほかの場所が乾いていてもそこを歩くと泥だらけになってしまい、登山者には「トムラウシの山は素晴らしいが、道は最悪だ!!」と言われていました。
 
そこで昨年から木を使った整備が始まり、地元山岳会の方が中心となり施工しています。自分は荷上げと施工指導として呼ばれました。
 
しかし整備といっても、その木材はすべて人力での荷上げです。
この日は少しでも荷上げを進めるべく、環境省林野庁、役場の方や地元の山岳関係者が集まり作業となりました。
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       総勢20名での荷上げです。去年より人数少ない!!
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       数キロから30キロくらいまでの木を背負います。
       女性の人も20キロくらいは担ぐ人もいました。
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あいにくの雨ふりだったので2往復の予定が一往復でしたが、猛烈なやぶ蚊の中
皆さん頑張っていました。
 
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まだまだ全体の二割も上がっていないので荷上げ作業は続きます。
荷上げしつつ、施工しつつ・・ボチボチです。
誰か一緒にやりませんか?
 
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新道にはまだまだこんな箇所がたくさんあります。
今シーズンも少しづつ直していきますが、気を付けて通行してください。
 
なお、今年は雪解けが遅く、この新道付近にも雪渓が残っていました。
例年ならば完全になくなっている状況です。
登山の際はしっかりとした情報収集を心掛けてください。