トムラウシ 登山道整備 その一

7月5日
トムラウシ登山道の整備をするため、環境省や山岳会など
関係者の方々と下見に行ってきました。
トムラウシ登山道はカムイ天上から登るルート(新道と呼ばれている)の
ぬかるみがひどく、整備も本格的にはされていませんでした。
 
今年はこのルートの約半分に木材を使った整備を行います。
施工は地元山岳会。
今回自分は整備の指導とお手伝いとして呼ばれ、まずは下見です。
登山道整備は下見が大切。とくに近自然工法では入念に行います。
 
下見といっても人手があるのでせっかくだからと木材の荷上げ。
丸太120cm約5kgを一人3本。 軽い・・・。
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途中、標識を直すのも山岳会の仕事。いろいろやることはあるようです。
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登りはじめて1時間半ほどでカムイ天上に到着。
ここ数日は天気がよく歩きにくいところはありませんでしたが
ここから先の新道はさすがにぬかるみそうです。
 
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こんな道ならどうしてもぬかるみを避けて歩きたいですね。
かなり広い範囲でぬかるむようです。
整備箇所も多くなります。
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雨が降ってきましたが、時間があったので荷上げした材で仮組をしてみました。
ここはぬかるむと登山靴はすっぽりと沈むほどだそうです。
施工前                        施工後(仮)
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下見をしているとき、すれ違った登山者の一言
「いや~ひでぇ道だ」
 
あまりこう言われないように努力したいと思います。
今回、このような木道と水切り(排水対策)を作り、ぬかるみ解消を目指しています。
さて、どんなふうになるかな。楽しみですね。
 
近自然工法の登山道整備について