６月初旬、大雪山の登山道関係者の情報交換会があり、その中で登山道を整備するための教本が関係者に配布されました。
「大雪山国立公園登山道協働型作業教本」という長いネーミングですが、これは以前に環境省より出されていた「大雪山登山道整備技術指針」と「管理水準」を大まかにまとめ、さらに具体的な考え方や整備事例を載せたものです。
自分も近自然工法での整備手法や整備事例に関して作成しています。
環境省としてはこの教本を登山道に携帯し補修の際に活用してほしいようです。
正直そこまで具体的な整備手法が解説されてはいませんが・・・。
一部こんな感じです。
それでも少々の事例解説や、今まで整備されても施工後荒廃してしまった事例の要因と対策方法などはかなり参考になると思います（なってほしい）。
今後、もう少し具体的な施工事例集などができればいいなと思います。また環境省で作ってくれないかな。
この教本は今回大雪山の登山道関係者に配られただけですが、今後ＰＤＦで見られるようになる予定だそうです。その時には各登山道で参考にしてもらえたらと思います。
