裾合平 登山道補修
8月31日 旭岳・裾合平にて登山道補修をしてきました。
この辺は平成17年~19年にかけて「近自然工法」による整備が行われましたが、
その後、整備箇所に崩れが見られ補修が必要になっています。
今回は、その一部を環境省の方々と一緒に補修をしました。
石組みの下側が掘られ、いつ崩れてもおかしくない状況です。
原因は登山道を流れる水にあります。
上流から流れてきた水が石組みを超えて落下するとき、落下位置の土を洗堀してしまいます。
本来は「水たたき石」と呼ばれる石を置き洗堀を防止するのですが、これがなかったり
小さいとこうなってしまい、最後には崩れてしまいます。
今回は、「水たたき石」の増設や、組み直しなどの作業をやりました。
組み直しの作業順序。
①床堀、床慣らし
②左右の大石(力石)の設置 ③水たたき石の設置
④さらに水たたき石 ⑤中間石(輪石)の設置
⑥後石(弁慶石)を設置して間詰めして完成。
この他にも・・・ 施工前 施工後
細かい作業です。 施工前 施工後
このような作業が必要な箇所は山ほどあります。
まだまだ補修したいのですが数時間で数箇所のみの作業でした。
次回に期待です。