旭岳 強行登山

先日(8月29日)、間宮岳の登山道を見たいと思い行ってきました。
 
間宮岳は登山道の一部区間が非常に崩れ、来年にも近自然工法による工事が
入る予定です。その前に今の様子を記録しようと思いました。
 
しかし、思い立ったはいいが、登山開始が11:55分。昼です。無謀な登山ですな。
お金をかけれないのでロープウェイは使わず下から歩きます。
天女が原を抜け13時前にやっと姿見に到着。
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曇、弱風、蒸し暑い。
もうちょっと涼しいかと思った。
 
 
 
 
 
 
 
 
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もう秋の花が盛りです。紅葉も始まりかけです。
白花のリンドウがありました。
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裾合平の道すがらには「くま糞」が点々としてます。3箇所確認。
朝晩にでも歩いているのでしょうか。姿は見えないけれど確実に近くにいます。
(ビジターセンターに聞くと、この糞は数日経ったものとのこと)
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ひたすら早歩きで進むと久々にこんなのもいました。
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エゾゼミ?コエゾゼミ?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
裾合平分岐から中岳温泉への登山道もけっこう浸食激しいです。
数年前よりも浸食は確実に深く、広くなっています。
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雨が降ったら泥道になります。
秋は乾かないことが多く、ぬかるみが
長く続きます。
 
 
 
 
 
 
 
 
岳温泉付近は今だに春の花が咲いていました。
温泉はお湯の温度も良く、足湯が良さそうでした。
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岳温泉では偶然、近所の知り合いと遭遇。
果物からお菓子、オニギリまでいろいろと
御馳走様でした。
 
 
 
 
 
 
15時にやっと目的地の中岳~間宮岳に到着。
2年ぶりにみた登山道は思ったよりもひどく崩れていました。
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中岳から間宮岳を望む。
 
赤丸付近の浸食が激しい。
                                                                          
 
 
 
 
 
距離で100m程は浸食しているでしょうか。
地質が砂地の箇所の浸食がとくに激しく、1.6m以上深く掘れている箇所もありました。
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来年には工事が入る予定ですが、それまでにさらに浸食が進みそうです。
できるだけ早く手をつけたいものです。
 
帰り道、せっかくここまで来たのだから旭岳を登って帰ることにしました。
曇空ですが、久々の御鉢平。
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左から、
北鎮、凌雲、桂月、黒 。 たぶん。
 
 
 
 
 
 
 
裏旭。いつもこの斜面には苦労します。
斜度があり、滑りやすく、直登。疲れます。ゆっくり歩くのは嫌なので素早く直登。
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残雪はありますが、登山道上はありません。
他の登山者がいる時は、落石に注意しましょう。
 
 
 
 
 
 
 
 
15:40分。山頂はガスで周囲は見えず。素通りします。
旭岳の下りもきつい。一歩一歩ブレーキをかけながら歩くので筋肉を使います。
どうせ疲れるなら限界まで使おうと思い、早歩きで一気に下山。筋肉プルプルです。
姿見石室が見えてホッとしますが、下山はまだある。ロープウェイは乗りません。
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姿見周辺で登山道整備をする職員と会話。
お疲れ様です。
 
 
 
 
 
 
 
17:15分。足をぷるぷるさせながらなんとか下山。
 
間宮岳の登山道が来年、どのように整備されるのか気になるところです。
今回も面白い登山でした。