農作業

5月に入り当麻町は農作業が忙しくなります。
我が家も「おかファーム」としてトマトやトウモロコシを作っているのでぼちぼちと作業しております。

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周りは水田地帯なので、この時期は景色が移り変わります。
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こちらは「おかファーム」のハウス
これからトマトを植える段取りをします。
無農薬、有機肥料のみの栽培。
肥料もできるだけ少ない量にしています。
いろいろと試しているけど、こうしたほうが美味しいものが出来ますね。
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けっこうな高畝にするので耕うんしてからレーキで畝作り。
力仕事。
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規模は小さいのでできるだけ人力で作業します。
道具を使う感覚が敏感になります。
こういうことは山作業にもとても役に立ちます。
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高畝にして灌水チューブを敷いてマルチを張ります。
今年は一ハウスに二畝。
昨年までは三畝だったので作業が楽になるな。
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トマトの苗です。
中玉トマトの「シンディスイート」という品種。
育て方によって糖度を8以上に上げてフルーツトマトにします。
甘いだけでなく、酸味もあり味のバランスが良い。
糖度が高い時には11度になるトマトはジュースにしなくてもとっても美味しいです。
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植え付けは子供たちも手伝います。
働かざる者食うべからず、です。
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定植完了。
いまは広々と見えるハウスも7月には狭く見えるはず。
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今年もうまいこと育ってくれよ。
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数日後の早朝には葉っぱの先端に水滴が付き始めます。
しっかりと根付いて土壌から水を吸い上げ始めたようです。
少々ホッとする瞬間。
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ハウス脇には近所の農家にもらった玉ねぎを植えます。
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日本ハムはやっぱり新庄でしょ。
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今度は畑の耕うん。
ラクターで耕うんするとは畑がきれいになるようで楽しいけれど、
太いミミズはぶっちぎれてしまいます。
自然界には「耕うん」という状態はあまり見られません。
本当は不耕起のほうが自然に近いと思っています。
近いうちに何かを変えよう。
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マルチ張り作業。
マルチャーを垂木と紐でトラクターにくっつけて作業します。
近所の農家が発案したとっても簡単便利な方法。
いつも奥さんと二人で引っ張ていたことが一人でできるようになったので
「○○要らず」(○○は奥さんの名前)と呼ばれています。
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トウモロコシの品種は「ピュアホワイト」白いとうきびです。
こちらも糖度が高く、時に18度を超えます。
メロンより甘い。
生でも食べれるので子供たちは採ったそばからむしゃむしゃとかぶりついてます。
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そうこうしているうちに水田には水が張られ、田植えの準備が整いました。
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この時期は景色がきれいになるんだよな。
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そして田植えの作業。
近所の農家の手伝いですが、もう十数年続けています。
当麻に住んでいられるのもこの田植えのおかげと思って
籾撒き、田植えは全力作業です。
チーム作業ですが、少数精鋭。声掛けもほとんどなく、無言。
お互いがやることを理解しているので声掛けせずとも最適を行動できます。
こういうチームワークはとても気分が良いですね。
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田植え機1台、約40町(ヘクタール)を8日間で終えました。
厳しい体力勝負の作業。今年の体力はいつもと比べてどうなっているのかがわかります。
いつもよりも力が出ている。今年も大丈夫だ。
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それにしても今年の田植え時期は暑かった。
30℃を超えた日もあり、全国で北海道が一番暑い時期になりました。
毎年北海道では、5月下旬から6月中旬にかけて真夏より暑いクレイジーサマーが来ます。
今年は田植えと重なった。
4月30日には雪も降ったのに、3週間後には30度超になる地域。
冬はマイナス30度になり、夏は30℃を超える。気温差60度。
この気温差が景色を変えて心情を変える。面白い地域です。
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植え付けてから約2週間で、伸びてます。
7月中旬にはトマトが採れ始めます。
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大雪山も雪が少なくなってきた。
今年は大雪山以外でも徳島、斜里、等々で山の作業があります。
農業をしつつ、山作業も。
どこまでできるかな。
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3㎜の鎖ならぶっちぎって遊びに行ってしまうバカ犬。
こいつも手伝ってくれればいいのにな。
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山作業も農業も楽しいからやめられない。
仲間を増やして頑張るかな。