小笠原父島での整備、始まる

小笠原滞在、1週間になりました。
父島~母島の移動や整備個所の下見が終わり、ようやく施工が始まりました。

                     どんな整備も下見が重要。
                今回は大雨の中、道の状態が確認できました。
                  下見としては最高のシチュエーションです。
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昨年の豪雨でいろいろな場所が崩れたようです。
地元の方々のメンテナンスもあり、今までの整備個所ではほとんど被害ありませんでしたが、
新たな流水侵食個所が多々ありました。
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しっかりと現場を観察し、予測し、できる施工を考えます。
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とはいえ、やることはいつもと変わらず。
苦労して頑張るだけ。
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苦労して・・・
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頑張る。
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苦労して・・・
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頑張る。
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苦労して頑張った分だけ、良い道になると思います。
簡単ではないけれどしっかりと結果は出ます。
一緒に施工している小笠原の方々はそのことに気が付いていると思います。
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苦労苦労と書きましたが、実際の施工は皆さん楽しそうにやっています。
うまくいって笑っていたかと思えば
失敗してアッーと叫んでいたり、うーんと唸って考えたり。
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どんなことでも、簡単にできたらつまらない。
難しいから楽しい。
歩く人のことを思い、自然との調和を探す。
いやになるくらい考えるけれど、それが経験になります。
自然の中に答えはあるけどね。
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この日はなかなかの猛者達。二日で担ぐつもりの木材を一日で荷上げ。
若者よ、あれくらいじゃ腰は折れないゼ。また頑張ってね。
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今回初参加のガイドさんを紹介。
その名も小笠原さん。本名です。
オガちゃんと呼ばれ地元の人に愛されています。
微妙なダジャレは多いですが、毎日小笠原の話題を発信し、影響力は大きい。
何よりもガイドとしてこのルートを一番歩いている人です。
以前から整備に参加してもらいたいと思っていたのですが、ようやく実現しました。
整備ではダジャレも少なく、黙々と作業をこなし、真剣になっていました。
マジメな人でした。またの参加をお待ちしています。
オガツアーのブログ
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いつもと変わらず、こんな感じの日々です。
全力を出せることがとても楽しい。

そして、今回は自他共に認める体力自慢が整備に参加するという。
そういう人との作業はとても楽しみです。
体力にしろ技術にしろ、目標になる人がいると燃えます。
「頑張っている」とか、「良い施工だ」とか言われるよりも
「大したことねーな」
と言われるほうがずっとありがたい。
そう言う人は自分よりも鍛えているはずだし、技術の先を知っているはず。
一緒に仕事できるのはこの上ない。

もっと体力をつけたい。もっと良い施工がしたい。
頼むから、鼻で笑って「まだまだだ」と言ってほしい。
とても楽しみだ。