トムラウシ荷上げ<その②>
前回、ボランティア荷上げを行ないました。
ただし、荷上げする木材量はまだまだありました。
8月、ボランティア荷上げで上げられなかった分は、学生たちと運んでいます。
かなり体力を使う作業なので日ごろ鍛えている若者でもきついようですね。
旭川のラグビー部、このくらいなら大丈夫と言って40㎏ほど担いだのですが・・・
荷上げ経験者一人、荷上げ初めての新人二人、余裕の表情。
平地は楽なんだけどね。
登りになると平地とは全く違った辛さが襲ってきます。
歩き始めて30分ほどで休憩。少々顔色の変わる者あり。
片道約4kmの登り、2時間半ほど。往復4時間を2回。きつい!!
ボランティア荷上げの時より約1km、50分ほど歩く距離が多いんです。
だけど日ごろ鍛えているだけあって根性がありました。
どんなにへばっていても「大丈夫です‼ まだ行けます!」。
根性ある連中と仕事するのは楽しいですね。
こちらは別の日。
親父さんの許可を得て、昨年も来ている中学生も参加。20kg以上を二往復。
思えば、「きつい」とか「つらい」とか「重い」とか、弱音は全く言わなかった。
体は細いけど、強さと根性は親父さん譲りのようです。
こちらも別日。
帯広で33℃になった暑い日。山も熱い。
この日は全員経験者。クロカンの猛者とラガーマン。Aチームです。
夏休みの学生はほとんどが睡眠3時間程度の寝不足状態。
中には徹夜の学生も。荷上げをなめてますね。
だけど、さすがAチーム。
かなりのハイテンションで登ってました。よくしゃべる。歌う。
一人離れて無心(妄想)状態で歩くクロカンの猛者。
カムイ天上より上は泥だらけ。
長靴がはまって抜けなくなった。
荷上げは体力よりも耐久力だ、と言い切る根性の男。
よく分かっているじゃないか。変な格好だけど。
30㎏を越えてくると一人じゃ立てなくなるようです。
こんな感じで今年も無事に荷上げ完了。
きつい作業がとても楽しくやれました。学生諸君、お疲れさまでした。
来年も荷上げはありそうです。
根性のある者、根性をつけたい者。
チャレンジャーを求む。