トムラウシの木材荷上げ<その①>

今年も恒例になってきたトムラウシ荷上げの時期になりました。3年目。
今年はこれまでにボランティア行事も含め数回の木材担ぎをしています。
 
トムラウシ登山道のカムイ天上から上の新道は、ぬかるみが凄い。
ぬかるみを避けて縁を歩くから法面が削れてさらにぬかるんだり登山道が削れたり。
早いとこ何とかしなければなりません。
 
小規模な木道を連続して設置する事等で、歩きやすく、侵食防止の施工をします。
そのための木材荷上げです。
 


 
7月28日<ボランティア荷上げ>
山岳会等のボランティアを含め、役場、環境省など総勢24名での荷上げでした。
 
イメージ 1
 
 
各自、体力に合った量を運びます。ノルマなし。
だけど約3kmを2往復。けっこうきついです。
イメージ 2
 
 
運ぶ量はだいたい、10㎏弱から40㎏強まで、人それぞれです。
イメージ 3
 
 
この日は早朝まで大雨が降り、道はぬかるみがきつい。
だけど晴れて良かった。暑いけど。
イメージ 4
 
 
ペースも人それぞれで。
だいたい片道2時間くらいでしょうか。
イメージ 5
 
 
上げた荷は少なかったけど、登山が初めてというような女性も頑張ってました。
初登山がこれとは・・誰に騙されたのかね。
イメージ 6
 
 
高齢の方も多く参加されていました。70歳を超える人の参加もあったとか。
敬服いたします。
イメージ 7
 
 
この日だけでも多くの木材が上がりました。
イメージ 8
 
この荷上げは3年目になりますが、今年は地元の人だけでなく、
旭川岩見沢、札幌などからの参加もありました。ありがたいです。
 
「荷上げボランティア」は山岳関係者でも嫌がる人が多くいます。
自分はあまり役に立たないから、参加しないという人もいます。
 
だけどこれは運んだ量でなく、参加することに意義があるように思いました。
玄人も素人も、登山すると少なからず登山道を傷つけることがあります。
山で楽しんでいるお礼に、たまには山に恩返しがしたいものです。