旭岳~裾合平

7月7日
 
裾合平~中岳~旭岳 方面の巡視をしてきました。
 
天候は少々の日は出るものの曇。後半はガスの中。
朝9時頃に駐車場は空きが少なめ。かなりの観光客が来ているようです。
 
 
               姿見の園地から裾合方面に歩いてすぐの場所。
                   チングルマが咲き始めていました。
イメージ 1
 
 
綺麗な景色です。
だけど満開の時期は長く続かないもんです。
イメージ 2
 
 
 
裾合分岐までの道のりには少々の雪渓が残っています。
ルートもはっきりしているので迷うことはありません。
イメージ 3
 
 
 
一部ルートには雪解け水が流れています。
登山靴でも問題ないですが、植物帯には踏み込まないでください。
それにしてもこの木道は右へ左へと歩きにくいな。
イメージ 4
 
 
 
当麻乗越に至るピウケナイ沢。
水量が多く長くつでも躊躇するほど。
靴を脱いで歩く人もいますが気を付けて。
イメージ 5
 
 
 
裾合分岐から中岳温泉に向かう道。
このあたりの花はまだまだこれからのようです。
崩れた木道と侵食が広がっている登山道が痛々しく見えます。
イメージ 6
 
 
 
このあたりはちょっと前まで雪渓でした。
これから植物がいっせいに開花すると見事な景色が広がります。
イメージ 7
 
 
 
今は一部がこの程度の花。
これからです。
イメージ 8
 
 
 
このあたりも一部雪渓が残っています。
暑い時には涼しい場所です。
イメージ 9
 
 
 
岳温泉
多くの人が足湯をしていきます。
水量の調節で温度調節可。
イメージ 10
 
 
 
中岳に向かう途中。
イメージ 11
 
 
 
中岳付近の工事跡。
これらの崩れのチェックも巡視の作業です。
 
この整備個所は山岳関係者に大きなインパクトがありました。
あまりに付近の景色と合わない人工的な施工。
登山道整備は強度も大事ですが自然と調和しなければなりません。
 
大雪山では、この整備によって整備方法の議論が加速したような気がします。
イメージ 13
 
 
 
土留めのための保護ネットも2シーズンでボロボロに。
高山帯の紫外線は強烈なんです。
このままでは見苦しいですね。
イメージ 12
 
 
この後、旭岳を通り下山しましたが、ガスの中でした。
気温も低くフリースを着るほど。
 
裏旭のキャンプ場には平日なのに6張りのテントがありました。
また、裏旭の雪渓はまだまだ大きく残りスキーを楽しむ人もいるほど。
通るときは気を付けてください。
 
 
これからの巡視時には登山道整備が出来そうです。
今年も侵食を止め植生が回復するような整備がしたいもんです。