ぶらぶらと小笠原

小笠原に来て25日目。今日は小笠原丸の入港日です。
 
実は自分が乗ってきた1月15日の便から2月3日の入港まで、
小笠原丸は点検のためドックに入っていたので観光客の人はほとんどいませんでした。
観光客がいないので開いていないお店もかなりありました。
今日2月8日の便でようやくいつも通り観光客が来るようになり、通りもにぎやかになりそうです。
 
                   あいにくの雨降り。ちょっと肌寒い気温。
       今日は470名ほどの人が乗ってきたそうです。島中に乗客人数の放送が流れます。
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入港前、人が少ないメイン通りも・・
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入港後は突然人が多くなります。にぎやか。
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約一月ほどの滞在になりましたが、
仕事してるか、疲れてるか、釣りしてるか なので
観光らしいことはしてませんでした。
ちょっとお店を除くだけでも地元北海道には見かけないものがありました。
もうちょっと体力があればいろいろと見に行くのだけどね。
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小笠原の海
泳げないので泳ぎませんが、とにかくきれいな海です。
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足元にも黄色い魚や青い魚(でかい)が泳いでます。
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冬でもシュノーケリングやサーフィンを楽しむ人もいます。
冬の北海道でもサーファーはいますが、こちらは水温が20度くらい。暖かい。
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小笠原にも紅葉がありました。
赤くなって散ってすぐに新芽、若葉になるそうです。
風流やわびさびは少ないかも。
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巨大なアスパラのように見えるのはサイザルアサ(リュウゼツランの仲間)の茎。
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これが大きくなって花をつけるとオオコウモリが来るそうです。
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よく考えるとこんな場所でよく枯れないでここまで育ったものだと思う大木。
よほど塩分に猛烈に強いんだろうな。外来種だから大変なのだけど。
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山を歩いて・・こういう木を見るとつくづく凄いと思う。
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山に・・イルカもいた!!
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ちょっと面白くて凄いシステム。
島には絶滅危惧種のきれいなハト(アカガシラカラスバト)がいるのですが、
家猫が野ネコになり繁殖してハトを食べ、数がかなり減っていたそうです。
そこで箱罠で猫を捕まえ島外の人に引き取ってもらう取り組みです。
正直言って野ネコが人に馴れるのかと思いましたが、根気よくやっていると
馴れていくのだそうです。ここはそんな猫たちが一時かくまわれている場所「ねこ待合所」です。
ねこの顔に見えますか。
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東京の獣医さんと連携して一般の人にもらわれていくそうです。
おかげでハトの数はかなり回復してきたとのこと。野ねこを捕まえて殺さないところも凄い。
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ただし、小笠原諸島には外来種問題は多くあります。
植物も動物も昆虫もあまり調べられていない菌類もひどいだろうとのこと。
やらなければならないことはたくさんあるんだそうです。

 
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来て二週間で夏のような日焼け。
北海道人には夏ですが、地元の人はダウン着る人も。なんで?