小笠原整備 その2

1月16日からの約半月、小笠原諸島父島で遊歩道整備してます。
父島での整備は残すところ10日を切り、終盤戦になっています。
 
何事もここからが大事、終わりよければ・・・でいきたいものです。
 
今までの整備の一部、施工前後です。
 


                             納涼山
                      前回も少しお伝えしましたが…。
        木を使っての段差処理(木柵階段)など。納涼山山頂までは登りやすくなりました。
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遊歩道にかかる外来種の松やモクマオウの伐採もします(材料調達もかねて)
周辺には固有種も多くかなり気を使います。
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見晴らしがよくなった(伐採したモクマオウは整備で使用)。
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立山(ついたてやま)
立山直下はロープをつかんで上り下りするほど厳しい場所でしたが・・・。
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木と石で階段を設置
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斜度がありすべりやすい場所も・・。
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ロープがなくても大丈夫です。
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木の根が浮いて危ない場所は・・。
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木の根を使って階段を。こういう施行が好きです。
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人の踏圧やヤギの食害により裸地化し拡幅している場所では。
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土留めのように木材を使い侵食を防止します。
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今回、何としても侵食を止めたかった場所。
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再下段は階段と導流工を兼ねたもの。
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まだまだ不安はありますが、今年この場所はここまで。
 

電信山
ためしにちょっとやってほしいという依頼があり、ためしにちょっとやってみました。
 
既存のコンクリート階段が崩れ段差が高く、歩くのは大変でした。
周辺の材料だけを使い、無駄なく、歩きやすく、風景に馴染む施行・・かな。
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時間と材料が多くあったのでいろいろと試してみました。
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施行前、段差の高いコンクリート階段を上がると、モクマオウの根が張り出しています。
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既存の階段も新たな木階段もいろいろな踏み面を選んで歩けるようになりました。
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こんな感じで父島もあと少しです。
なんとか体力も持ちそうです。
 
いい感じで終われば次は・・・母島だ。