モンベル東川にて山岳保護の写真展
今年も昨年に引き続き、10月21日~11月20日までの間
モンベル東川の2Fで登山道整備の写真展 「山守人(やまもりびと)」 を行なうことになりました。
テーマは「大雪山の登山道を守っている人」に焦点を当てた記録です。
28年度に行なわれた整備イベントなどの報告も兼ねています。
大雪山は素晴らしい自然が数多く残る場所ですが、そこに行きつく道「登山道」は各地で崩れ、
貴重な植物が減り、景観が変わり、とても歩き難くなっています。
それを改善すべく、地元の人が、行政が、一般登山者が、
力を出しながら大雪山を守る活動をしています。
しかし、この活動に参加すると、つらく、たいへんな作業だけではないことを皆が感じます。
単なる労力の提供というだけでなく、施工したことによる植物の保護や復元、
利用者が使いやすい道になることによる達成感等が生まれ、
山を見る視点が変わり登山をする楽しみが増すようになります。
山の楽しみは「登る」「見る」だけでなく、
手をかけて(整備して)育てる(復元させる)楽しさもあります。
地域と大雪山とのつながりも強くなります。
登山道を治すことは、これからの山を楽しむ手段として見ていただければありがたいです。
今後は登山道整備を「関係者や業者が行なう作業」から
合同会社 北海道山岳整備